2013.11.29
ニュースリリース

パートでの成功体験を生かしファンを増やす!

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<私が “かわいい” と思う北欧食器はきっと買いたい人がいるはず!と思ったんです。>

—主婦の三田さんがどうしてネットショップを始めたのですか?

昔から主人に「何か社会と接点を持っていたほうがいいよ」と言われていまして、数年前、仕方なく近所の雑貨屋さん でパートで働き始めたんですね。そしたらちょうどその雑貨屋さんが、ネットショップを始めるということだったので、何にも分からない私がその担当になりまして。 素人ながらも試行錯誤しながら運営していったらけっこううまくいって、その時からネットショップってちょっと面白いな、と思っていたんです。そして、仕入れも任されるようになって、ある時、自分で可愛いなと思ったビンテージの食器を仕入れてみたら、女性に人気が出たんです。「ああ、これって売れるんだ」と、その時嬉しさとともにちょっと驚いたのを覚えています。その後、自宅が引っ越すことになり、そのお店のパートを辞めざるを得なかったんです。そしたらまた主人が「次はどうするの?」と聞くんです。そう聞かれて、つい「自宅でネットショップをやります」と言ってしまったんです(笑)。
実は、そのパートの1年間でかなり売上を伸ぱすことができたんです。また、自分が可愛いと思ったビンテージ食器がかなり売れたので、これをちゃんとやれはきっと人気が出ると思ったんです。まだ日本ではそういうお店はありませんでしたしね。それまでパートでやっていたことを考えたら、ほとんど自分一人でやっていましたし、自宅でもできるんじゃないかと思ったんです。

—最初、どんな苦労がありましたか?

やはり仕入れですよね。仁義として、前のお店でおつきあいしていた仕入れ先に連絡するのはやめようと思いました。なので、最初は、全く何のつてもないまま、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの3力国に行きました。行ったらどうにかなるだろうと思ったんです。街のアンティークショップをのぞいたり、蚤の市に行ったりして、勇気を振り絞っていろんな人と話をしてみました。私が日本で販売するプランも含めて。そうやって地道に少しづつ知り合いを増やしていったんです。幸い、アイルランドに住んだ経験があったので日常会話くらいの英語は話せましたから。北欧諸国では多くの方が英語も話せるので、何とかコミュニケーションが取れたんですね。そうやっていくと、向こうの人たちは皆さん本当に親切だったので、どんどん親しくなっていって、おうちにご招待していただけるようになりました。その時に向こうのライフスタイルを生で見ることができ、食器などの正しい使われ方も同時に学べました。この生情報がかなりうちの強みになっていますね。

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ネットショップの開店前準備には、2ケ月かけました。買い付けに行ったり、Eストアーさんと契約したり、仕入れた商品を撮影したり。私はネットショップではやはり写真が一番大事だと思っていましたので、これにはかなりこだわりました。その商品が一番可愛く見える角度を見つけて撮る、という作業を一点一点しっかりとやりました。また傷などの情報もしっかり鮮明に載せましたね。私が自分でネットショッピングをしたときに、それを痛感したんです。写真がちゃんとしてないお店からは買う気がしないんですよね。なので、小物撮影用の撮影キットや照明機材はちゃんと購入しました。資料やそういう設備にはお金を惜しまないようにしようと、これはずっと心がけています。ちなみに、最初は自分で撮っていたんですが、商品点数も増えているので今は主人が手伝って撮影してくれています。でも、最初は私の意図が伝わらなくて苦労しました。主人は、正面、横、後ろっていう感じで撮ってしまうので、それでは可愛くないって(笑)
<ネットショップで重要だと考えていること>

—絶対にお客様の期待を裏切ってはいけない

途中から気付いてきたことなんですが、お客様の多くがもちろん商品のファンであり、私のファンでもいて下さっているような気がします。それからとっても基本的なことですが、商品説明をきちんとすることにも注意しています。うちで扱っているのは古い商品なので、小さな傷やヒビ、欠けはどうしても避けられないんですが、そういうものに敏感なお客様もいらっしゃいます。ですから商品説明でそれを全部しっかり書いています。ミリ単位のどんな小さなものでも、ヒビの長さ何ミリとか、かけの大きさ何ミリ、とか詳細に。そうするとお客様は納得してご購入してくださいます。「商品説明に嘘がない」という嬉しいコメントをいただいたこともあるので、やっぱりお客様の事は裏切っちゃいけないって思いますね。
<今後新しく取り組んでいきたいこと>

—日本の皆さんが知らないものをどんどん見つけて、提案していきたい

今はありがたいことに「北欧」「食器」で検索すると、うちのお店が上位に表示されるほど北欧食器のお店としては定着していると思います。EストアーさんのSEOってすごく優秀だな!とびっくりしますよね。でも、競合店も現れ始めているので、これからは北欧だけじゃなく、ドイツや東欧など違うエリアのビンテージ食器も紹介していきたいと思っています。
“ 自分が好きな商品をちゃんと愛して、それをお客様と共有する。楽しみながらお客様の期待を裏切らぬよう運営すれば、着実にファンが増えていきます。”

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