2013.03.21
ニュースリリース

“ホスピタリティのあるお店”を目指して

—一命をとりとめたこれからの人生で仕事をやるなら、人の役に立つ仕事をしたい

nogizaka_01(阪神大震災。会社倒産。何度も自問自答した末にたどり着いたのが、ネット専門の花屋さん「フラワーショップ乃木坂」の開業だったそうです。)
「生家が農家ということもあり、どうせやるなら、第一次産業を応援する商売がしたかった。いろいろ調べてこれだと思ったのが、花のネット通販でした。花卉ビジネスには、卸売市場を中心とした複雑な流通システムがある。生産農家と直結してその複雑さを回避すれば、価格や品質管理で勝負できると考えました」
(お花屋さんでも胡蝶蘭専門店にしたのは理由があるのでしょうか?)
「胡蝶蘭なら売価も高く、贈答用として法人需要が見込めますから。」お花屋さんの経験が無い宮沢さんにとってアレンジメントやラッピングのスキルが必要ないというのもメリットだったようです。

—本当にゼロからのスタートでした

(経験もコネもない宮澤さんは仕入先の確保からスタートしました。)
「適切な時期に、適切な価格で、顔の見えるお客様に花を売る。そんな商売を一緒にしませんか」
出荷のコントロールや価格形成、あるいは輸送段階の事故、販売店での売れ残りなど、生産農家のなかに、従来の流通・販売システムに問題意識を持つ人たちもいました。それが、農家と消費者を直結するネット販売なら解消できる。そして何より生産農家は「買う人の顔が見える」ようになる、ネットショップは農家の方にとっても魅力でした。

—“ホスピタリティのあるお店”を目指して

お客様への品質保証と手厚いフォローアップにご好評いただいております。特に、贈答用にお花を贈ったお客様へ、購入した花のデジカメ写真をメールで送るサービスが喜ばれています。
「花の小売ビジネスでは、『実物とは違う』といったクレームがけっこう多いです。写真を事前にお送りすれば、花の現物や、立て札やメッセージカードの一字一句まで確かめていただくことができます。また、贈答用に使われる高級花の場合は、お客様が贈った相手からお礼の電話をもらったときに、その写真画像を見ながら話せます。安心してご挨拶の言葉を交わしていただけるわけですね」
(なるほど、お花をもらう人だけではなくて、送った人の気持ちも考えてるんですね。)

—商品の登録も管理も、使いやすくて機能が豊富です

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(現在は、胡蝶蘭だけでなく、お供え用の切り花や、生花を特殊保存加工したブリザーブドフラワーなど品揃えも多岐にわたるようになりました。売上高も倍々で増えています。その好調な「フラワーショップ乃木坂」の通販システムを支えてきたのが、Eストアーショップサーブです。
当初、奥様と2人で始めたビジネスですが、現在は、スタッフが総勢11人に。となると、販売管理からメールでの顧客対応、サイトの更新手続きなど、スタッフの情報の共有化や、仕事をこなしていくうえでの実務能力の標準化も大切になってきます。)
「複数の担当者が同時に作業できたり、簡単な操作画面で確実に業務を遂行できるなど、ショップサーブのショップCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、非常に使い勝手がいいですね」
商品が多様になればなるほど、ショップサーブのサイト構築や販売管理が活きているようで、宮澤さんが目指す「ホスピタリティのあるお店」の強力なパートナーとなっています。
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