2013.04.08
ニュースリリース

デリケートな食材を全国のお客様にお届けするために独自の技術と、きめ細やかな配送体制を整える

—卸業者として培った品質管理力と仕入れ力をネットでも

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地元や東京の築地市場では「カネサク」という屋号で知られています。うちの出荷量の7、8割が築地市場で卸され、首都圏の料亭やお寿司屋さんなどに出回っています。
実店舗は8年前に函館店、2年前に札幌店をオープン致しました。地元の方々だけでなく、北海道を訪れる観光客のお客様が多く足を運んでくださいます。
ネットショップ運営に乗り出した理由は、うにの旬は夏場と思われている方も多いのですが、北海道には、有名な利尻・礼文島周辺の「島もの」だけでなく、函館周辺から北方四島地域までさまざまな産地があり、その採捕期間が少しずつ違っていて、ほぼ1年中、美味しい生うにがとれるのです。その通年で味わえる「旬のうに」を、長年卸業者として培った品質管理力と仕入れ力で、ネット販売でも力を発揮できるのはないかと思ったのです。

—日本全国が商圏。「美味しさと鮮度」を保つ体制を確立

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お客様の層ですが、男女問わず、あらゆる年代の方からご支持いただいています。お住まいは関東圏の方が圧倒的に多いですが、九州方面の方も予想以上にいらっしゃいますし、沖縄県の宮古島からご注文があったときには、「インターネットって凄い!」と実感しました。 開店当初は、実店舗にきてくださったお客様が、ネットでも注文してくださるというケースが多かったのですが、最近は、ネット上でのクチコミや、ご購入された方のブログを見て訪れてくださるお客様が増えてきました。
うちがアピールできる強みは「無添加のうに」であること。卸・加工業者としてやってきたという意味では「工場直販」、そして、さきほどもお話しした1年を通しての「新鮮さ」、これらがホームページ上でも随所にアピールしているポイントです。
北海道産のもつブランド力、そして新鮮なうちに無添加でお客様の下へお届けすることにより、うに本来のおいしさを伝えることで強みを発揮していきます。
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流通面で注意している点ですが、生うにはデリケートなため、温度や少しの振動・傾きで、ウニの形がくずれてしまうので、保冷箱に入れて、移動の際に箱の中身が動かないように、梱包には細心の注意を払い、工夫もこらしています。
あとは、配送業者のドライバーさんにも、振動や傾きに配慮してもらえるよう、注意書きのシールを保冷箱の目立つところに貼っています。
鮮度については、自社工場で加工しているわけですから、一番ふさわしいシステムを独自に確立しています。出荷前日にお届け希望日を再確認し、出荷当日の早朝から注文分の商品を製造し、8時半に梱包、9時半には商品を配送業者に渡すという体制でやっています。

—本物志向のお客様を集め、ダントツ1位のショップに

現在の「うに屋むらかみ」のサイトを立ち上げるまで、私自身、ホームページの構築経験はなかったのですが、ホスティングサービス各社の資料をいろいろ取り寄せてみて、そんな私でも簡単にできそうなこと、そしてECサイトに必要なさまざまな機能がありそうだったこと、この2点がショップサーブを選択するキメ手になりました。実際に申し込んで、キットが届いてから2週間くらいで構築できました。
サイト構築でもっとも気を付けている点は、やはり、お客様のクリック回数をいかに減らせるかどうかです。少ないクリック数で、当店の伝えたいことを理解していただいて、購入できるようなサイト作りを心がけています。あれをやりたい、これをやりたいということはいろいろあって、気が短いものですから(笑)、そのたびにECアドバイザーの方に電話して聞いています。対応はとてもていねいですね。

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お客様への対応については、受注後の処理や、お問い合わせの返信などを素早く対応しています。ネット販売は、メールがお客様とのコミュニケーションの場なので、あらかじめ設けられているフォームで送信するのではなく、一人一人に自分の言葉を付け加えてお送りするようにしています。
うちでは、贈答用にのしが必要なお客様には対応しているのですが、なかには「メッセージカードをつけたい」というお客様もいらっしゃいます。そんなときは、オリジナルのメッセージカードを作成して、その画像を確認のためお客様にお送りしています。出来上がりが確認できるので、とても喜んでいただけますね。
無添加の生うには、それまでうにが苦手だった人もびっくりするほど、濃厚な甘みをもっています。一度味わっていただければ、また食べたくなったり、お知り合いにすすめたくもなる。今後はそんな本物志向のお客様をもっと増やして、独自ドメインによるこの本店ショップを、ダントツ1位のショップにしたいですね。
うちはモールにも出店しているのですが、そちらは、売り上げと同時に、実店舗への誘導や、知名度の浸透を狙いとしています。一人でも多くのお客様に、「高品質の味わい」を知っていただき、結果的には、客単価も高い本店への誘導をはかる。そんなショップ運営を念頭に置いています。