沖縄でウェットスーツやダイビング器材、水中カメラなどを販売する実店舗を営業しています。お客様の大半は、観光に来た県外のダイバーたち。沖縄に来られない全国のダイバーに商品を届けるために、2004年にネットショップをオープンしました。ネットショップを立ち上げてすぐに、一般のお客様からの注文とは別に、漁業、学校、官公庁、工事業者など新たな顧客からの注文が相次ぎました。今までの客層とはガラッと変わったことに加え、そこに商機があったことは驚きでしたね。
自社のネットショップを立ち上げると同時に大手通販モールにも出店しましたが、売上比率や客単価は、自社サイトがモールの2倍という結果になりました。また、モールのお客様は「モール内で買った」という感覚があるためか、「シーサー海人」を覚えてくれていないという特徴もありました。ブランディングの意味でも、自社サイトを作ったのは正解だったと思います。 現在自社サイトでは、店長である私が実際に商品を使った際の感想やコメントなどを記載しています。「何を売るか」だけでなく、「誰が売るか」をつけ加えることで安心感が上がり、転換率も向上しています。