ラジオに出演された高田耕治さんは、病院勤めを経て現在の薬日本堂に入社されました。ちょうど病院で漢方が使われ始めた時期で、西洋医学とは違ったアプローチで薬として出来ている漢方薬の存在に興味を持ったからです、と高田さんは語ります。病気の原因を追究していく西洋医学とは違い、東洋医学はヒトの身体全体をバランスとして捉えそのバランスの乱れを整えていくことで病気を治していこうとする考え方です。西洋医学にも良いところはたくさんありますし、東洋医学にも注目すべき点はたくさんあります。その両方を使えるとより皆さんの健康のお役にたてるのではと思い、漢方相談のリーディングカンパニーである薬日本堂への入社を決めました。
現在、高田さんは商品の開発に携わっていますが、薬日本堂に入社した初めのころは相談員として品川本店などでお客様の相談を受けていました。そこで気づいたのが食の重要性でした。相談を受けていくうちに、体に不調を感じている方は食生活に乱れのある方が多いことが分かったそうです。そのことから相談の際には必ず日々の生活についてヒアリングし、漢方の処方だけではなく食の重要性の啓蒙も行っていました。また、相談員として様々な相談を受けた経験によって、人々の健康への想いを知ることができたそうです。
高田さんの考える「健康」とは、「日々”その人”の持っている本来のパフォーマンスを十二分に発揮できること」。これからも自分が携わった商品を通して、一人でも多くの健康な人を増やすために、高田さんは、努力を積み重ねていきます。