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1月1日放送

レンジで三分温めるだけで干物が食べられる!?あをきのひもの本店

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ネットショップへ行く

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150年に及ぶ干物へのこだわり

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喜美さん(左)と女将の恵美子さん(右)

喜美さん(左)と女将の恵美子さん(右)

ネットショップには人気シリーズが勢揃い

ネットショップには人気シリーズが勢揃い

正面から見た本店

正面から見た本店

昔の本店の写真

昔の本店の写真

あをきのひもの本店は、静岡県熱海市に本店を構え、創業150周年を迎えた昨年にネットショップをオープンした老舗の干物専門店。日本の朝食と言えば、白米、お味噌汁、海苔、そして干物がすぐに思い付くと思います。実は、干物が日本の朝食の定番メニューに入っているのは、あをきひもの本店が関わっているのではという説があります。

明治時代、避寒地として賑わっていた熱海には多くの明治政府の元勲(伊藤博文や大久保利通など)が訪れていました。彼らは本店の裏にあった西洋風の旅館の“樋口旅館”に長く滞在していました。当時の朝食はお刺身が多く、次第に飽きてしまったようです。そこで、二代目店主である青木敬次郎が干物を旅館に持ち込んだところ、元勲たちにお土産に持ち帰りたいという声が挙がるほど好評でした。そして、“朝食には干物”という考えが広がったそうです。

あをきのひもの本店の干物を作る際のこだわりを紹介します。
まず、干物にする魚についてです。干物にする魚はあじ、かます、さんまなど様々ですが、熱海で獲れるものに限定せず、日本各地の新鮮な魚を取り寄せて使用しています。さらに、たくさん脂が乗っている魚を使用するそうです。たくさんの脂が乗っていないと、天日干しした時に脂が落ち切ってしまうからです。
次に作り方です。干物に塩味をつける際、振り塩とたて塩と二種類の塩の振り方があります。振り塩とは、身に直接塩を振ることです。たて塩とは、塩水に魚を漬けることです。あをきのひもの本店は、両方行います。振り塩の際、塩が染みにくい骨の部分にも振ることで身の部分と均等の塩度にするためと、たて塩をする際に身に味を染みやすくするためです。たて塩とは、塩度の低い塩水にゆっくり長く漬けるそうです。すると、醤油を少し垂らすとちょうどいい塩梅になるそうです。さらに、天日干しをすることで身が美味しくなるそうです。

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