「レンジだから美味しくない」よりも「レンジなのに美味しい」と言ってもらえることが目標に、「伊豆の浜焼き」シリーズを作ってきたそうです。その結果、多くの人に支持されている商品です。中でも、子供が美味しいと言ってくれることが一番嬉しいそうです。時には、購入者のペットである犬や猫が他のお店の干物よりもたくさん食べるという話もあったそうです。

レンジで加熱してすぐに食べられることやひと手間を加えるだけで食べられる現代のトレンドに理解しているものの、「伊豆の浜焼き」をきっかけに、実際の干物を焼いて食べてほしいと青木さんは語っていました。そして、もっと若い人にも干物を食べてほしいとも語っていました。そこで、フライパンで焼くことができる干物、“ネオ干物”を販売することを決めたそうです。

骨を抜いたフィレ（半身）に、バジルやカレーなどの味付けをし、若者の好みに合わせた新商品をこれから販売する予定です。肉を焼くようにフライパンを使って調理するようになれば、干物への関心が高まるのではないでしょうか。さらに、クッキングペーパーをフライパンの下に敷いて焼くことで、後片付けも楽にできます。さらに、煙も出ないため、魚を焼くことが禁止されているマンション等でも食べられます。

「伊豆の浜焼き」同様に、“ネオ干物”をきっかけにより多くの人に干物を食べてもらえることになれば、日本の食卓に干物が並ぶことも増えるのではないでしょうか。

SHOP案内

静岡県熱海市銀座町10-20