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2月5日放送

贈りたくなる蜂蜜を採り続ける 蜜匠かの蜂

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これからやってくる採蜜の季節

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鹿野養蜂園二代目 鹿野聖壽さん

鹿野養蜂園二代目 鹿野聖壽さん

豊富な種類のハチミツを販売

豊富な種類のハチミツを販売

採蜜している様子

採蜜している様子

蜂蜜(はちみつ)専門店である「かの蜂」は、昭和34年から続く鹿野養蜂園で蜂蜜を採り続けています。福岡県八女市は、昔から養蜂が盛んな地域の一つ。鹿野瑞穂(かの みずほ)氏が創業し、現在は息子の鹿野聖壽(かの きよとし)さんが鹿野養蜂園二代目として活躍しています。

2月現在は気温が低いため、ミツバチの活動が少なく蜜を採ることが難しい季節です。3月を迎えると、採蜜の準備のためにとても忙しい時期になります。ミツバチの数を把握するために巣箱の点検を頻繁に行い、蜂の数が多くなれば、その都度巣箱を増やします。そして、4月から採蜜の時期になります。この時期には巣箱の数は100個以上に及び、一箱につき約30,000~50,000匹のミツバチが活動し蜜をためていきます。巣箱1箱から採れる蜂蜜の量は一斗缶分(約24㎏)。蜂蜜が溜まった巣箱1箱の重さは30㎏以上になり、大変な力仕事になります。また養蜂家は早起きです。朝は気温が低くミツバチの動きが少なくなって採蜜しやすいこと、また朝のうちに巣の蜜を採っておいて、日中ミツバチが新たにその日の蜜を集めてくるようにすることが理由です。採蜜の時期には朝3時に起き、早朝から仕事を始めます。最盛期には、採蜜して4~5日後にはまた巣箱が蜜でたくさんになるそうです。

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