プロギアは、横浜ゴムを親会社に持つゴルフクラブメーカーで、今年で33年目を迎えます。タイヤメーカーである横浜ゴムが仕入れていた、ゴムやカーボンなどの素材を、何か他の分野でもうまく活かせないだろうかと検討された末、ボールにゴム、シャフトにカーボンが使われる「ゴルフ」にたどり着いたことが、プロギアの始まりでした。

後発でゴルフ業界に進出したプロギアでしたが、業界初となる様々な変革を起こします。まず有名な「ヘッドスピード理論」は、それまで感覚的だったシャフト選びを、独自で開発したへッドスピード測定器を使い、ゴルファーのスイングの速さを数値化することによって、適正なシャフト選びができるようになりました。ヘッドスピードはゴルフ業界の画期的なコンセプトとして一気に浸透し、今やプロアマ問わずほとんどのゴルファーが自身のヘッドスピードを把握し、自分に合ったクラブ選びもできるようになりました。

また、プロギアは「アマチュア視点のゴルフクラブ」も早くから作り始めていました。33年前は伝統的かつプロ仕様の形のクラブがほとんどで、アマチュアゴルファーにとってはハードルの高いスポーツでした。そんな状況下、「他社と同じようなゴルフクラブを作っても、インパクトも面白みもない・・・。そうだ、ゴルフ経験者も少なく、上級者でもない自分たちが打てるクラブ、自分たちがプレーをして楽しめるクラブを作っていこう！」と。こうして、アマチュアゴルファーの視点で斬新なモノづくりをするゴルフメーカーが誕生しました。

ゴルフを楽しみたい、そんなアマチュアゴルファーの純粋な想いを第一に考え、商品に反映する。それが、33年前の設立時から変わらぬ、プロギアの不変の精神なのです。