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11月13日放送

水が入っていない化粧水を開発 本当の無添加化粧品ワイエスラボ

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こだわりの商品開発

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苦節3年、肌荒れに悩む皮膚科医が実体験をもとに本当の無添加化粧品を開発。

3年間、診察と化粧品開発にだけ時間を割いてきた

3年間、診察と化粧品開発にだけ時間を割いてきた

最初に開発した基礎化粧品(上段)、患者さんの要望で追加開発したファンデーションなど(下段)

最初に開発した基礎化粧品(上段)、患者さんの要望で追加開発したファンデーションなど(下段)

「クリニックを開業して2年間は、まだ肌はボロボロだったんです。」 菅原さんが一関に開業したのが10年前。日々診察しながらも、同じように無添加化粧品を使いながら肌荒れに悩む患者さんと、原因はなんなのだろうかと診察中に話していました。考え進めるうちに、そもそも無添加とはなんだ?と疑問がうかび、調べ始めたのが「本当の無添加」開発の第一歩でした。

研究が始まってからは、診察と開発の往復だったそうです。寝ても覚めても、何を使ったらいいのかしか頭にないような感じだったといいます。毎日さまざまな物質を自分の顔につけて、赤くなったり腫れたりすると、原因を調べて除外していきます。肌が反応しない物質を見つけるまでに、たいへんな時間がかかりました。数え切れないくらいの試作品を経てようやく形になってくると、赤字価格で患者さんに分けはじめました。防腐剤が入っていない手作りの化粧品は、保って1週間。希望者が増えていくうちに、手作りでは間に合わなくなり、商品化開発が始まりました。
商品化の壁は、業者選びです。防腐剤が入っていない、合成界面活性剤が入っていない、肌が弱い人にやさしい化粧品は、化粧品業界では異端児扱いで、なかなか思うように進みません。医者は常識外れなことを言うから困ると、罵倒されることもあったそうです。でもこれは絶対に形になるはずだ!という想いで、県内だけでなく全国各地の業者に電話し、足を運んで、請け負ってくれる業者を見つけ出していきました。無添加とはなにか?を調べてからまる三年、ようやく商品が完成した時、商品毎に別の業者が請け負っていたほどでした。

一番開発に苦労したのは、水が入っていない化粧水でした。ワイエスラボでは化粧液と呼んでいます。一般的に化粧水の主たる成分は水。家にある化粧水の裏に書いてある成分表を見れば、どれも最初に水と書いてあるでしょう。どうして化粧水に水が入っていないのか、きっかけは夏の暑い日でした。自宅でお子さんと過ごしていた時、テーブルに置かれたペットボトルの水を飲もうとして、昨日のだから腐っているだろうな、とふと思った時、水だから腐るんだ!と思いつきました。ならば水を入れなければいいんだと。

ワイエスラボの化粧品には、肌が影響を受けやすい防腐剤を使用していません。化粧水であっても、防腐剤を入れずに作れないかと相談していましたが、実現するには壁が幾重にもありました。水だから腐る、当たり前ではありますが、それに気づいたのがきっかけで、化粧水開発が大きく前進したのです。 水を入れずに濃縮された保湿成分でできたものは、化粧水ならず、化粧液となりました。肌につける直前に、化粧液と浄水器の水を混ぜて、自分の手の平で化粧水に完成します。世の中にもどこにもない発想で開発された、この唯一無二の無添加化粧液は、日本、アメリカ、シンガポールの特許を取得しています。

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