かに本舗では、美味しくて、お買い得なカニを仕入れることができるよう、市場に出回るカニではなく、独自のルートを作り、産地で直接仕入れができるようにしています。
味や品質の面で言うと、世の中には、粗悪なカニだとわかっていながら売りつける悪質な仲介業者が少なくありません。直接仕入れなら、自社の厳しい基準に基づき、現地で味の見極めができます。
また価格の面では、卸問屋や小売業者を間に挟むと、その分仕入れ価格が高くなり、商品の価格も高騰してしまうことが多くありますが、直接仕入れなら仲介手数料が発生しないのでその心配がありません。

かに本舗で取扱いの多いズワイガニは、毎年アラスカの漁場に、社長か店長、バイヤーの坂本さんが赴き、お客様に変わり、自らの目と舌でカニの味と品質を見極めて、その場で買い付けを行います。

アラスカは世界最大のカニ漁場として有名ですが、国をあげて厳しく水産資源の管理も行っています。そのため、カニ漁が可能なのは、１年のうちで真冬の２月の１ヶ月間しかありません。厳格な管理のもと十分に成長したカニは、全体的に身入りがよく、サイズも大きく、品質は最高級。その最高級のカニを、限定された期間ではあるものの、最適な時期に、一挙に水揚げができることから、美味しいカニにとことんこだわる「かに本舗」にとって、アラスカは宝の漁場になっています。
「かに本舗」では漁船をまるごと買い付ける豪快な方法で、年間６００トンというカニの大量確保を行っています。一度に大量に仕入れることで、無駄なコストを省き、仕入れ価格を抑えることで、お買い得な商品価格に設定できるようにしています。このような大規模な仕入れは、アラスカのように漁獲量が多く、比較的競合の少ない漁場だからこそ可能なのであって、北海道や新潟など、国内の漁場で行うには、少ない漁獲量に対して競合が多く、仕入れ価格が高騰してしまいます。漁獲量に関しては、アラスカと日本のカニ漁の業態の違いに起因していると考えられます。日本では、家族で船に乗る個人事業主が割合として多いようですが、アラスカでは何十人もの漁師が１隻の船に乗り込んで漁をする企業のような業態です。乗組員が多く、漁獲できるカニの量も多いため、アラスカの漁船はどれも超大型。１隻に１８０トン近くのカニを積載できるほど。大量仕入れによる原価抑制を図れていることで、例えば、他の通販サイトではキロ7,500円程度で販売されている６Ｌサイズのズワイガニが、「かに本舗」では３割ほど安い、キロ5,800円程度のお買い得価格でお客様に購入いただけているのです。

「かに本舗」のカニの、「美味しい」と「お買い得」の秘訣は、世界最大級の漁場アラスカにありました。